飲酒運転:市の消防分団長、疑いで新庄署が聴取 /山形

新庄市消防団の50代の男性分団長が、飲酒運転の疑いで新庄署に事情聴取されていることが、29日分かった。

 消防団事務局を担当する市の五十嵐正臣環境課長によると、分団長は11日夜から12日午前1時過ぎまで自宅で飲酒。12日早朝、軽トラックで田んぼに向かう途中、農道で側溝に脱輪し、歩いて自宅に戻ったが玄関先で倒れた。住民から通報を受けた救急隊員が酒のにおいを感じたため警察に通報、飲酒運転に相当するアルコール量が検知されたという。【米川康】

金属盗:県道脇の鉄製覆い44枚消える 持ち去りの可能性--伊予 /愛媛

県中予地方局は27日、伊予市平岡から同市中山町佐礼谷にかけての県道中山伊予線で、道路脇の水路などをふさぐ鉄製で網状のグレーチング44枚が無くなっていた、と発表した。県は何者かが持ち去った可能性が高いとして同日、伊予署に被害届を提出した。

 同局によると無くなったグレーチングは、縦1メートル、横0・4メートル、高さ5センチのものが42枚▽縦横0・6メートル、厚さ5センチのものが2枚--で、被害額は計約48万円。23日に付近住民から伊予市に無くなっていると通報があった。同局が今月19日にパトロールした時は異常はなかったという。【柳楽未来】

3R推進功労者等表彰:県と協同組合に国交大臣賞 /岩手

◇廃棄物をコンクリート製品化
 県工業技術センターと県コンクリート製品協同組合が、不法投棄された産業廃棄物をコンクリート製品に利用する技術を開発し、今年度の「リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進功労者等表彰」の国土交通大臣賞に選ばれた。

 表彰は3Rに率先して取り組み、実績を上げている個人や団体に対し、内閣府など8府省と関係業界団体などでつくる協議会が毎年実施している。

 同センターは、03年から、岩手・青森県境に不法投棄されたごみや、工業用の有機溶剤などの産業廃棄物を再利用する方法を研究してきた。廃棄物を1400度以上の炉で溶かした後、残った無機物を冷やしてできた「スラグ」という砂状のものを、セメントなどと混ぜ、コンクリートにする。

 05年からは企業の協力で側溝やブロックに製品化してもらい、盛岡市や滝沢村で試験施工した。品質を確認しつつ、年間約1000トンのスラグを企業に提供し、更に製品化を進めている。

 県境には岩手側だけで30トン近い廃棄物があり、同センター環境技術部の菅原龍江・上席専門研究員(54)は「リサイクルすれば広大な処分場を作る必要もない。利用が広がることを期待したい」と話している。【山中章子】

アルゼンチンアリ生息調査“しらみつぶし”

各務原市東部で大量発生が問題化している南米原産の特定外来生物「アルゼンチンアリ」の生息状況を把握する現地調査が19日、JR鵜沼駅周辺の住宅地で始まった。環境省の防除モデル事業の一環で、専門業者が3日間で詳細な分布図を作製する。

 1993年の広島県を皮切りに1府6県で見つかり、岐阜県では2年前に各務原市で確認。行政と地元教諭が協力して調査を続けており、6月現在で駅周辺のおよそ30ヘクタールに潜むと推測されるが「侵入経路は不明」(市生活環境課)のままだ。

 19日は業者が3地区に分かれて踏査。住宅周辺で側溝やごみ捨て場などを入念に調べながら、住宅地図に分布状況を書き込んでいった。市販の殺虫剤で駆除できるが「地域で連携して倒さなければ焼け石に水」と市の担当者。地図を基に本年度中に防除計画を策定し、行政や自治会などが実施の検討会を立ち上げる方針だ。

 アルゼンチンアリは体長約2・5ミリの茶褐色で、在来のアリと比べて細長く、動きが素早いのが特徴。多女王制で巨大なコロニーを作り、強い繁殖力で巣を年間100メートルも拡大させるという。

 病気は媒介しないといわれるが、屋内で行列を作って食べ物にたかり、就寝中に人の体をはいずり回ったりする“不快な虫”。甘い汁を出す農業害虫のアブラムシを保護する習性があり、在来のアリと勢力争いを繰り広げることから生態系や農作物の影響が懸念されている。

 (久下悠一郎)

セアカゴケグモ:有毒のグモ、過去最高の雌39匹駆除--名張 /三重

◇卵のうも238個、健康被害の報告なし--鴻之台、希央台地区
 有毒のセアカゴケグモの駆除作業が22日、名張市鴻之台、希央台地区であり、過去最高数の雌39匹、卵のう238個が見つかった。

 昨年10月に市内で初めて見つかり、以来12回にわたり市職員らが駆除をしてきた。4月の前回は、雌24匹、卵のう49個を確認、駆除した。

 この日、市職員4人が作業。バールなどで側溝のふたをこじ開けると、裏側に直径約1センチの白い卵が産み付けられていたり、背中に赤い帯状の模様がある成体が見つかった。職員は殺虫スプレーの吹き付けや、踏みつぶすなどして駆除した。

 島藤好孝・市環境対策室長は、大幅には増えてはいないとしたうえで、「今後、年2~3回くらいは駆除したい」と話している。これまで健康被害などは報告されていない。【宮地佳那子】

〔伊賀版〕

自宅前の側溝で77歳男性が死亡

 25日午前8時10分ごろ、福岡県志摩町新町、無職安達徳重さん(77)が、自宅前の側溝で倒れているのを長男の自営業男性(49)が見つけた。安達さんは既に死亡しており、前原署が死因を調べている。

 前原署によると、側溝は幅約1・2メートル、深さ約0・9メートル。水はほとんどなく、安達さんは下着姿であおむけに倒れていた。手足に擦り傷があったが、それ以外に大きな外傷はないという。

 安達さんは長男と2人暮らし。長男が出勤しようと家を出た際に安達さんを見つけ、119番した。(共同)

 [2009年10月25日17時27分]

詐欺:交通事故装い保険金詐取 父娘ら4人、容疑で逮捕 /高知

県警交通指導課などは21日、交通事故を装い保険金をだまし取ったとして、高知市朝倉、無職、山中純一(60)と長女で同市鴨部、無職、真由美(38)の両容疑者=いずれも詐欺罪で公判中=ら4人を詐欺容疑で逮捕した。同課によると、いずれも容疑を認めているという。他に逮捕されたのは、山中容疑者の次女で同市鴨部3、介護士、山中博恵(36)とめいで同市塚ノ原、介護士、植田智子(33)の両容疑者。

 逮捕容疑は、共謀して昨年4月16日午前11時半ごろ、土佐市高岡町の県道で、植田容疑者が運転する軽乗用車に他の3人が同乗。道路左側の側溝へ車輪を脱輪させ、全員が首や腰を負傷したかのように装い、同年5月から今年2月までの間、保険会社に31回にわたり傷害慰謝料などの名目で約1140万円を入金させだまし取ったとされる。

 山中純一と真由美の両被告は06年11月に南国市内の駐車場で交通事故を偽装し、保険金をだまし取ったとして同容疑で先月逮捕、起訴されている。【千脇康平】

女性死亡、ひき逃げ事件で捜査 滋賀

16日午後6時ごろ、滋賀県東近江市小川町の市道交差点付近で、近くの無職、佐俣静枝さん(78)が血を流して倒れているのを通りかかった男性が発見し、119番した。佐俣さんは腰などを強く打っており、間もなく死亡した。

 東近江署は現場に残っていた車の部品やブレーキ痕などから、ひき逃げ事件として捜査している。

 同署によると、現場は田んぼに囲まれた信号のない交差点。佐俣さんは交差点から約10メートル離れた側溝で発見された。近くには、壊れた佐俣さんの自転車があった。

夜の高原野菜畑

6月25日に「夜の高原野菜畑」としてシカネット防護柵で畑を囲い、爆音器と投光機でシカ食害対策をされている農家の方の現状をお伝えしましたが、昨晩その畑にニホンジカが入り込んでいるのを見かけました。

今朝改めて現場?に向かい、収穫作業をしている農家の方の許可を得て畑の状況を見ました。防護柵の隅が食い破られており、そこが侵入路と思われます。畑の土にはシカの足跡か無数にありました。

農家の方に伺ったところ、今シーズン最後の作付け野菜である白菜の収穫が残り半分になったので、10月に入ってから投光機・爆音器の使用を止めたとの事です。

大きく育った白菜はそれほどの食害は無いとの事ですが、シカが収穫前の白菜を蹴飛ばし移動するので傷が付くとの事でした。

一番被害に遭う頃は、やはり野菜苗を植えつけて間もなくだそうで、食害並びにマルチの踏み抜きで穴を開ける被害が発生するため、ネット・爆音器・投光機等の獣害防除経費として数十万単位での負担を余儀なくされるそうです。

南牧村は国の補助金で、そのシカ食害対策として高さ2mのワイヤーメッシュ防護柵を大規模に敷設し始めたみたいです。農道で柵が途切れる部分には、道路に大きなグレーチングを埋めこみシカが渡れない様にするそうで、既に工事行われています。

現代版のシシ垣でシカの食害が減り、農家の方が安心して野菜作りが出来る事を祈るばかりです。

セアカゴケグモ15匹見つかる

京都市は14日、強い毒を持つセアカゴケグモ15匹が伏見区淀水垂町の市立公園内で見つかったと発表した。

 市によると、伏見保健所職員が13日に公園内を調査したところ、側溝4カ所から成体15匹(すべて雌)のほか、幼体17匹、卵2個を見つけた。市はセアカゴケグモが市内で初めて確認された2006年から毎秋、各地で生息調査をしている。