線路に角材、同様の手口が10件 栃木・足利市

5月18日7時57分配信 産経新聞

 16日午後8時20分ごろ、栃木県足利市栄町のJR両毛線で、高崎発小山駅行き下り電車(4両編成)の運転士が、異音を感じて急停車した。運転士が確認したところ、角材を踏みつぶした跡を発見、電車は現場に約35分間停車した。乗客約80人にけがはなかった。同市内では3月から同様の手口の事件が計10件起きており、足利署は同一犯による列車往来危険事件の可能性もあるとみて捜査している。

 同署の調べでは、角材は縦7センチ、横14センチ、長さ約2メートルあった。この影響で、上下4本に最大35分の遅れが出た。

 同署によると、3月中旬から同市内の両毛線や東武伊勢崎線の線路上に、タイヤのホイールやコンクリート製の側溝のふた、植木鉢などが置かれ、電車と衝突する事件が計10件起きている。

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