10日午前7時半ごろ、さいたま市浦和区東岸町のJR京浜東北線浦和-南浦和駅間で、大宮発大船行き上り普通電車の運転士が、線路左脇の側溝に人があおむけで倒れているのを発見、JR東日本運行センターを通じて110番通報した。浦和署員が駆けつけると、男性は頭を強く打っており、すでに死亡していた。
浦和署の調べでは、男性は40歳くらいで、死後数時間が経過。頭の傷と側溝の角の形状が一致したほか、近くの高さ約1・5メートルのフェンスにずり落ちた形跡や靴の痕などが残っていたことから、同署は男性がフェンスから何らかの理由で落下したとみて調べるとともに、身元の確認を急いでいる。