村上の切断遺体:遺棄は5月22日朝以降 3日前まで「なかった」 /新潟

村上市蒲萄(ぶどう)の国道7号脇のUターン場にある側溝で切断された男性の胴体と両脚が見つかった殺人・死体遺棄事件で、遺体は発見される3日前の5月22日午前10時半以降に遺棄されたとみられることが25日、捜査関係者への取材で分かった。この時間帯に側溝内を見た通行人がいたが、遺体などは置かれていなかったという。

 村上署捜査本部のこれまでの調べでは、解剖結果から5月21日以降、殺害・遺棄されたとみられていた。同本部によると、21日から、遺体が発見された25日午前10時35分ごろまでの間、Uターン場にトラックや乗用車がとまっていたなどとの情報が20件ほど寄せられているという。

 一方、同本部は被害男性のDNAから日本人かどうかなどを判別するため、都内の大学の研究者に被害男性の血液を送り、分析を依頼した。

 捜査本部は、被害男性の特徴や遺棄現場周辺の写真を県警のホームページ(http://www.police.pref.niigata.jp/)に掲載。情報提供を呼び掛けている。【畠山哲郎】

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