トイレに乳児放置死「生命を軽視」 18歳少女を少年院送致

神戸市北区で生後間もない男児の遺体が見つかった事件で、神戸家裁は14日、殺人と死体遺棄の疑いで送致された少女(18)を、中等少年院送致とする保護処分を決定した。

 長橋政司裁判官は決定理由で「生命を軽視した身勝手な行為」と指摘し、少年院で矯正教育を受けるのが望ましいとした。

 決定によると、少女は私立高3年だった7月13日、神戸市北区の量販店のトイレで、出産した男児を便器の水の中に放置して殺害。同19日に遺体を北区の側溝に捨てた。

 県警によると、少女は高校に自主退学届を出したという。

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