オオトカゲ:松戸の住宅街に 体長1メートル、困って捨てた? /千葉

26日午前11時20分ごろ、松戸市常盤平5の住宅街の側溝に体長約1メートルのオオトカゲがいるのを近所の女性が発見し、「大型のは虫類のような動物がいます」と110番通報した。松戸東署員が駆けつけたところ、鉄板下の側溝で動いていたオオトカゲを見つけ、捕獲。同署は拾得物として保管し、持ち主を捜している。

 名古屋市東山動植物園によると、オオトカゲは、アフリカに広く生息するオオトカゲ科のサバンナモニターで、輸入は可能。おとなしく人なつっこいこともあり、日本ではペットとして人気が高い。

 しかし、成長して大型化するにつれ、飼い主の負担が大きくなる側面も。同園のは虫類飼育担当の大津尚史さんは「成長すると体長は1メートルほどになり、大きな容器が必要で、エサやりも大変。は虫類は冬場に気温を暖かく保たなければならないので、経済的に苦しくなって飼いきれなくなることも。引っ越し先がペット不可で困ってしまう人もいる」と指摘する。松戸東署は27日に市と相談して今後の対応を決めることにしている。【荻野公一】

トイレに乳児放置死「生命を軽視」 18歳少女を少年院送致

神戸市北区で生後間もない男児の遺体が見つかった事件で、神戸家裁は14日、殺人と死体遺棄の疑いで送致された少女(18)を、中等少年院送致とする保護処分を決定した。

 長橋政司裁判官は決定理由で「生命を軽視した身勝手な行為」と指摘し、少年院で矯正教育を受けるのが望ましいとした。

 決定によると、少女は私立高3年だった7月13日、神戸市北区の量販店のトイレで、出産した男児を便器の水の中に放置して殺害。同19日に遺体を北区の側溝に捨てた。

 県警によると、少女は高校に自主退学届を出したという。