テニスコートにタヌキ(和歌山)

1月27日17時24分配信 紀伊民報

 田辺市の三四六テニスコートに24日昼、野生のタヌキが現れ、利用者らを驚かせた。田辺市あけぼの、溝端博さん(77)は20年来通っているが、タヌキがコートに入ってきたのは見たことがないという。
 タヌキは全長70センチほど。午後3時ごろ溝端さんらテニスサークルのメンバー9人がプレーを楽しんでいたところ、コート内の側溝から姿を現し、コートの隅を十数分走り回った。四方が金網とネットで囲まれており、最後は金網をはい上がって東の方向へ走り去った。
 溝端さんは「この辺で餌にありつけるせいで、山から下りてくるのかもしれない」と話している。

水質汚濁防止法違反:廃液処理せず捨てる コンクリ業者をきょう書類送検 /神奈川

1月15日12時1分配信 毎日新聞

 ◇相模原署
 廃液を処理せずに捨てたとして、相模原署は15日、コンクリートブロック製造販売会社「国策ブロック」(相模原市)と役員の男(71)を、水質汚濁防止法違反容疑で横浜地検相模原支部に書類送検する。
 書類送検の容疑は、男が責任者を務める市内の同社工場で昨年10月8日と24日、水素イオン濃度(pH)が基準値を超すアルカリ性(pH9・6~10・1)の廃液約1・8トンを相模川に流れ込む側溝に捨てたとされる。
 同署によると、同社は廃液に硫酸を加えて中性にし、浸透槽(136立方メートル)から地中にしみ込ませる仕組みだった。ところが実際は基準値まで中和していなかった。さらに雨が降ると浸透槽から廃液があふれるため、近くの道路の側溝とU字溝でつなげて排水していた。
 廃液はコンクリートを乾かす際に使う蒸気が冷えて液体になったもの。相模川で希釈され、周辺環境に影響はなかったという。
 同社は1985年にも同法違反罪で罰金刑を受けたが、その後も改善しなかったという。調べに対し、男は「お金がかかるから排水装置を設置しなかった」と供述しているという。【吉住遊】

広域金属窃盗:2被告、最終送検--日田署 /大分

1月14日17時2分配信 毎日新聞

 日田市などで続いていた金属窃盗事件で日田署は13日までに、玖珠町大隈、運送業、柴山健一(31)=窃盗罪で熊本地裁公判中=と同町塚脇、無職、矢野悟(30)=同=の両被告を、日田市内10カ所でアルミ製網戸を盗んだ疑いで日田区検に追送検し、捜査をほぼ終了した。両被告は最初に逮捕された熊本県内での側溝ふた盗難なども含め、計63件(約269万円相当)の金属盗にもかかわっているとみられる。
 同署によると、両被告は昨年9月8日夜、日田市内の公民館や道の駅など10カ所で、網戸106枚(約82万円相当)を軽トラックで持ち去った疑いで追送検された。
 盗品は熊本市内の金属商に売りさばいていたという。柴山被告が以前金属回収の仕事をしていたといい、2人は「金は遊興費に使った」と話しているという。

臨時職員を募集 京都府

京都府は職を失った非正規労働者を対象に、臨時職員の募集を始めました。

 京都府は、2008年9月以降に解雇や契約打ち切りなどで職を失ってしまった派遣労働者や期間従業員を対象に、臨時職員の募集を始めました。

 業務の内容は府立体育館などの施設の受付や管理のほか、竹林整備・側溝の清掃などで、雇用期間は業務によって異なりますが、3月までに50人程度採用するという事です。
 
 京都労働局では、2009年3月末までに、およそ500人が職を失うと予想しており、今後も雇用情勢は厳しい見通しです。

 臨時職員採用の募集は、府内のジョブパークで行われています。

 問い合わせは京都ジョブパーク、075・682・8915。

[9日13時37分更新]

MBSニュース

宇治橋通り 電線地中化へ 府、来年2月から工事

12月30日10時49分配信 京都新聞

 京都府は、宇治市中心部を走る宇治橋通り(府道宇治淀線)で、電線類の地中化工事を来年2月初旬からスタートさせる。合わせて、歩行者の安全を主眼に、車道と色分けする形で通りの両側に歩行帯を確保するほか、路面を少し高くし走行車両の減速をうながす「ハンプ」を各交差点に設けるなどの整備も進める。全体の完成は2011年秋になる見通し。
 ■歴史景観維持 要望受け
 商店が多数立ち並ぶ宇治橋通りは、車両も通行可能なため歩行者の安全が懸案となってきた。また、古い建造物がいくつも残り、歴史的な街並み景観の維持という面からも通りの整備を求める地元住民の声がかねて強く上がっていた。
 工事はそうした現状を受け、府が住民参加のワークショップやアンケート、交通実験などを行い策定した「宇治橋通り整備基本計画」の一環として実施されることになった。総工費は約9億円。
 区間は宇治一番から宇治橋西詰交差点までの延長800メートルに加え、JR宇治駅前から宇治橋通りにつながる50メートル。一番の側から着工し、8月下旬をめどに160メートル分をまず完成させる。以後は一番と橋西詰の両側から同時に進める。
 電線地中化と歩道のカラー舗装(両側に各1メートル以上)、ハンプ敷設のほか、新たな照明灯の設置や側溝の付け替えなども行う。先行してガス管移設が始まり、1月13日から水道管の移設も開始予定。
 地中化工事は、日曜・祝日を除き午後8時から午前6時に実施、その間、車両は原則として通行止めになる。