1月27日17時24分配信 紀伊民報
田辺市の三四六テニスコートに24日昼、野生のタヌキが現れ、利用者らを驚かせた。田辺市あけぼの、溝端博さん(77)は20年来通っているが、タヌキがコートに入ってきたのは見たことがないという。
タヌキは全長70センチほど。午後3時ごろ溝端さんらテニスサークルのメンバー9人がプレーを楽しんでいたところ、コート内の側溝から姿を現し、コートの隅を十数分走り回った。四方が金網とネットで囲まれており、最後は金網をはい上がって東の方向へ走り去った。
溝端さんは「この辺で餌にありつけるせいで、山から下りてくるのかもしれない」と話している。