ごみ減量・リサイクル推進週間(6月5日まで)初日で、関東地方環境美化運動の日の30日、空き缶などの投げ捨て防止を呼びかける街頭キャンペーンが浜松市中区のJR浜松駅北口広場など周辺4カ所であり、市職員や市民団体のメンバー約50人が市民らに訴えた。
市民のマナー向上だけでなく、資源の有効利用や環境問題にも関心を持ってもらおうと、市が毎年開催。市消費者団体連絡会、浜松女性連合の会、市婦人団体協議会、NPO法人エコライフはままつと4つの市民団体の協力も得た。
参加者らは啓発リーフレットやティッシュ、サンプルごみ袋を通行人に次々と手渡していった。浜松市の政令市移行を機に「はままつ福市長」に採用されたウナギイヌの着ぐるみも登場し、自ら「ゴミのポイすては、やめよう!」と記されたのぼりを掲げるなど活動をPRしていた。 (加藤拓)
浜北の住民200人が清掃奉仕に汗
「ごみゼロ」の語呂合わせの5月30日、各地で清掃奉仕活動があった。
浜松市浜北区宮口の梔池運動公園周辺では、地元の人たちでつくる清掃ボランティア団体「一寸奉仕隊」(野中不二夫会長)の呼び掛けに応えた住民約200人が作業。側溝に落ちている燃えるごみや、ポイ捨てされた空き缶や空き瓶を分別収集した。
野中会長は「地元の施設をきれいにしようという人が大勢集まってくれた」と、感謝していた。 (宮沢輝明)