明見湖を大掃除 富士吉田の市民ら参加

富士吉田市郊外にある明見(あすみ)湖。市の景勝地でもあるこの湖で19日、市民らが参加して外来魚の駆除と、湖のヘドロを掘り出す大がかりな作業があった。

 暑いさなかの大掃除。湖の水はポンプアップして、近くの側溝に排出。さらされた湖底のヘドロを、パワーショベルがさかんに掘り出した。空き缶はもちろん、車のタイヤも不法投棄されていた。

 地元の人たちは湖に入り、外来魚を追い込んで網ですくい捕った。芝生に広げた大型シートに並んだ外来魚を、子どもだけでなく大人も集まり、興味津々といった様子でながめていた。

 「昔はここで泳いだもんだ」と男性。湖に生い茂るハスを見やり、「外来魚はまだあそこらへんにいるだろう」という人も。それでも湖は、大勢の人の手で美しさを取り戻した。(上田真仁)

乳児を側溝に遺棄した疑い 神戸の女子高校生を逮捕

神戸市北区の市道脇の側溝に生後間もない男児の遺体を遺棄したとして、兵庫県警有馬署は1日、同区に住む私立高校3年の女子生徒(18)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。同署は、男児が死亡した経緯を調べている。

 同署によると、生徒は7月13日から26日ごろの間、同区内にあるスーパーのトイレで男児を出産。その後、男児の遺体をポリ袋などに包み、紙袋に入れた状態で、同区西山2丁目の側溝に遺棄した疑いがある。生徒は「赤ちゃんを捨てたことに間違いありません」と話しているという。