内陸部にもセアカゴケグモ 博多区の高校 計5匹を発見 東区以外では初

11月5日7時7分配信 西日本新聞

 福岡市は4日、特定外来生物に指定されている毒グモのセアカゴケグモ5匹とその卵が、同市博多区堅粕1丁目の福岡県立福岡高校で見つかったと発表した。同市では、9月に東区の沿岸部で大量に発見されたが、それ以外の場所で確認されたのは初めて。

 市によると、2日に同校サッカー部の生徒と顧問の教員が、校内の側溝で1匹を発見。4日に連絡を受けた市職員が校内を調査し、発見場所に近い校舎外壁付近で巣を見つけた。殺虫剤で駆除したという。

 セアカゴケグモは体長約1センチ。背に赤い帯状の模様がある。かまれると発汗や吐き気などを催すことがあるが、重い症状の事例はないという。

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