3月10日12時1分配信 毎日新聞
景気悪化を受けた国の雇用支援策「ふるさと雇用再生特別交付金」で、新郷村は村の溝掃除を事業化し、作業をする村民160人を募集している。手当は1日6000円。
村道や農道の脇にある側溝の土やゴミを取り除くのが仕事。これまでは雪が解けた春に村職員が除去したり、地域住民がボランティアで掃除していた。村は「山間部で泥道も多いので、側溝掃除は必須。村民の生活支援にもなり、村もきれいになる」と話している。
募集は25日まで。人数は160人で、期間は4月の10日間を予定。条件は80歳未満の村民であることと、掃除用のスコップを持参すること。9日現在、応募数は約25人という。問い合わせは新郷村役場(0178・78・2111)。【喜浦遊】