7月11日22時0分配信 カナロコ
小田原市と箱根、湯河原両町内で11日、ボランティアによる清掃活動が行われた。県が広報紙やホームページを通じて募集した計約300人が3グループに分かれ、やぶの中や側溝などに捨てられたごみを回収した。
小田原駅西口を出発したグループはごみばさみとごみ袋を携え、駅周辺4~5キロをくまなく見て回った。路上に捨てられた空き缶や吸い殻のほか、電車の沿線にタイヤホイールなども見つかった。
ごみは市役所と町役場に持ち寄られ、13日に消却処分される。参加した厚木市の男性(50)は「大勢で清掃活動することで、ごみを捨てる人への啓発になるのではないか」と話していた。
県の清掃活動は、2001年に箱根町内でスタートして県内全域に広がり、毎年夏と秋の計2回行われている。