8月26日17時0分配信 紀伊民報
田辺署は25日、田辺市秋津川、無職丸山安代容疑者(53)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。飲酒運転をしていたのは16日未明だが、行方が分からなくなっていた。
田辺署によると、丸山容疑者は16日午前2時45分ごろ、田辺市上秋津の県道田辺龍神線で、酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転した疑い。走行中、道路左側にある民家の石垣に衝突したという。
目撃者の110番通報で駆け付けた署員が名前や住所などを確認し、調べたところ、飲酒運転が分かった。丸山容疑者は事故の後、100メートルほど歩いた際に側溝に転落して足に軽傷を負っていたため、救急車で市内の病院に運ばれた。その後、連絡が取れなくなっていたため、署は逮捕状を取って捜査していた。
丸山容疑者は「警察に行きたくなかった」などと話しているという。
田辺署は、酒を飲んだ場所や25日までの足取りを調べている。