ヤクルトは15日、選手のロッカー室が“水没”するアクシデントに見舞われた。前夜からの豪雨で室内練習場近くの側溝があふれ、真下に位置する地下のロッカー室まで雨水が流れ込んだ。この日は業者が清掃作業に追われた。
特に宮本、吉本、相川ら野手陣が被害を受けた。バットやグラブ、スパイクは水浸し。福地にスパイクを借り練習した吉本は「ファーストミットが(水分で)でかくなってた」と苦笑いだった。この日午前1時過ぎには沖縄県中南部に大雨・洪水警報が発令され、高田監督も「すごい雨だったらしいからね」と困った表情で話した。
浦添で初めてキャンプを行った00年、ブルペンで雨漏りが起きて突貫工事が行われたが、今回のようなハプニングは初めて。相川は「(野球道具は)雨の日もぬれるんだから」と気持ちを切り替えていた。