結婚式場の送迎バス横転、16人が重軽傷

20日夜、大分県日田市内の国道212号を走行中のマイクロバスが路外に逸脱。道路左側の側溝に脱輪した弾みで横転した。バスは結婚式場が所有する送迎用のもので、当時は乗客乗員17人が乗車していたが、客1人が重傷。15人が軽傷を負っている。

大分県警・日田署によると、事故が起きたのは20日の午後7時15分ごろ。日田市大山町西大山(N33.15.20.7/E130.57.55.5)付近の国道212号を走行していたマイクロバスが道路左側の路外に逸脱。側溝に脱輪した。

バスはこの弾みで横転滑走。乗客16人のうち、74歳の女性が骨折などの重傷。他の15人も座席から投げ出された際に打撲などの軽傷を負っている。運転手はシートベルトを着用していたためにケガはなかった。

現場は片側1車線の直線区間。バスは結婚式場が所有する送迎用のもの。当時は強い雨が降っており、視界が極めて悪かった。警察ではバスが対向の大型車とすれ違う際、左側に寄せすぎて脱輪に至ったと推測している。

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