毎回給油するのが面倒だとして会社の敷地内に無許可で大量の軽油を貯蔵していたとして、大阪の重機リース会社が摘発されました。
消防法違反の疑いで捜索を受けているのは、大阪市此花区に本社がある「永和重機工業」の支店など12か所です。
兵庫県警によりますと永和重機は、兵庫県西宮市の支店に軽油およそ7.6キロリットルを無許可で貯蔵していた疑いがもたれています。
今年3月、近くの側溝に油が流れているのが見つかり、通報を受けた警察が調べて不正が発覚しました。
軽油は貸し出す重機に入れるためのもので、経営者は「毎回、給油するのが煩わしかった」などと話しているということです。
兵庫県警は、この業者に軽油を販売した岸和田市の石油販売業者なども捜索して容疑の裏付けを進めています。
(06/15 12:18)