ゴミが排水妨げ

仙台駅周辺の地下通路が26日、局地的な大雨により冠水した問題で、地上の道路に降った雨水を下水管に流す側溝上の金網にゴミがたまり、あふれた雨水が地下通路まで流入したことが27日、仙台市の調査でわかった。地下への浸水を防ぐ土のうの運び込みも遅れていた。市は今後の対応を検討している。

 市消防局などによると、地下鉄仙台駅構内の東西自由通路は26日夕、約150メートルにわたり、最大で深さ約40センチまで雨水が流入。同日午後5時頃から深夜まで立ち入り禁止となった。

 青葉区道路課によると、地下通路上の周辺には約8個の金網があり、雨水からゴミを取り除いて下水管に流す。

 ただ、27日朝に清掃した際には、金網上をビニール袋、たばこの吸い殻や空き缶、落ち葉などがふさぎ、雨水が流れないようになっていた。雨水は地下通路の出入り口に流れ込んだという。

 地下通路の入り口階段付近には、雨水の侵入を防ぐ土のうを備えてあるが、市交通局は「午後4時半頃の10分間に23・5ミリの雨が集中的に降り、(土のうを)取りに行く時間もなかった」と説明した。

 市消防局は27日、道路冠水は計57件、民家での床下浸水は計2軒だったと発表した。

 市の担当者は「豪雨の被害を最小限にとどめる対応を検討したい」と話している。

(2010年7月28日 読売新聞)

村上の遺体遺棄:逮捕1週間 背景に家庭内トラブル? 頭部などを捜索 /新潟

◇新発田の河口付近、頭部などを捜索
 同居する弟の遺体を切断し、村上市の国道脇に捨てたとして、山形県酒田市錦町3、店員、土田崇容疑者(32)が死体損壊と死体遺棄の疑いで村上署捜査本部に逮捕された事件は、21日で逮捕から1週間。捜査本部は、見つかっていない頭部と両手首から先について、土田容疑者の供述に基づき、新発田市の落堀川の河口付近を捜索。一方、事件の背景に、家庭内でのトラブルがあったとみて、殺人容疑での再逮捕を視野に土田容疑者から事情を聴いている。【畠山哲郎、川畑さおり、塚本恒】

 ◆殺害もほのめかす

 逮捕容疑は5月23日夕、自宅で同居する弟の学さん(当時31歳)の遺体の首と両手首、両脚のひざ上の部分を刃物で切断。車で運んで同25日午前2時ごろ、村上市蒲萄(ぶどう)の国道7号脇の側溝内に、布でくるんだ胴体と両脚を遺棄したとしている。

 胴体には刃物による複数の刺し傷があった。捜査関係者によると、土田容疑者は「自宅の包丁で刺して殺害し、のこぎりで切断した」と殺害をほのめかす供述も始めているという。自宅からは包丁やのこぎりが発見されているほか、浴室などからは血痕のようなものも見つかっており、切断場所の可能性があるという。

 ◆兄弟の間に何が

 新発田市藤塚浜の落堀川河口付近に、頭部と両手首から先を捨てた、との土田容疑者の供述に基づき、捜査本部は19日から河口周辺を捜索。20日も捜査員が川の中に潜るなどして捜索にあたった。

 土田容疑者は雇用促進住宅で、母親と学さんと3人で暮らしていた。知人や捜査関係者によると、土田容疑者は酒田市内のゲームセンターで、母親はドラッグストアでそれぞれ働く一方、学さんは無職で自室に閉じこもりがちだったという。

 捜査関係者によると、土田容疑者は動機について「弟の母親への暴力を止めるため」と供述しているというが、母親が日常的に暴力を受けていた痕跡はみられないという。土田容疑者は「弟と仲が悪かった」とも話しており、詳しく事情を聴いている。

養豚場汚水で監視カメラ設置

島根県邑南町の養豚業「いわみファーム」の汚水問題で、町は日貫農場(同町日貫)が放流するふん尿処理水を24時間態勢で監視するビデオカメラを設置し、12日、工事を完了した。

 1台を養豚場直下の町有地に設置し、側溝を流れる放流水を昼夜を通じて録画。町はビデオ映像で放流水の濁り具合をチェックし、同社が下流の江尾自治会(江津市桜江町)などと結ぶ覚書の基準内の水質かどうかを判断。禁止を指導している夜間放流がないかも確認する。カメラの設置費用は約50万円。

 町や県などは5月上旬、職員が交代で養豚場を終日監視したが、口蹄(こうてい)疫予防のため、約1週間で中止していた。町農林振興課は「カメラによる徹底的な監視が抑止力になれば」と期待している。

床上・床下浸水8件確認 山形で激しい雨

4日午後3時20分ごろ、山形市内で激しい雨が降った影響で、床上浸水や床下浸水などの被害が相次いだ。同市防災安全課によると、同日午後5時現在で床上浸水は和合町1丁目で1件、床下浸水は双月町1丁目や緑町2丁目などで7件確認された。このほか、道路に側溝から水があふれるなどした所が5カ所あった。

 同市消防本部が消防車を出動させて警戒に当たり、床上浸水の現場では土のうを積むなどして対処し、大きな被害はなかった。山形地方気象台によると、市内では同4時20分までの1時間で45ミリの雨が降った。

駅員ら事故防ぐ 豊後中村駅無人化反対へ

 JR久大線の豊後中村駅(九重町)近くの奥双石(おくなめし)踏切で6月、乗用車のタイヤが線路脇の側溝にはまり、線路上で立ち往生、駅員や地域住民らの連携で列車と衝突する事故を回避できていたことが、1日までに分かった。同駅は無人化の危機にあり、「これからも有人駅であり続けてほしい」との声が高まっている。

 昨年9月、JR九州が同駅を無人化する方針を発表。九重町内では唯一の特急停車駅で、町の玄関口でもあることから住民が無人化に反対。今年4月から来年3月まで、JRから町が業務委託を受け、町内の「九重観光サービス」が駅業務を請け負っている。
 関係者によると、事故は6月10日午後5時ごろ発生。立ち往生している車を見つけた通行人の女性が駅に駆け込み、同社の従業員で駅員の穴井邦男さん(64)に状況を伝えた。業務で駅に来ていた同社の竹尾友彦会長が野上郵便局に助けを求め、局員7人とともに車を押したが動かない。たまたま通り掛かった町内の土木工事業「園田組」のダンプカーと車をワイヤでつなぎ、引っ張り上げた。
 列車の通過時間は同5時7分。穴井さんが司令に通報し、列車を止めたため、惨事は免れた。竹尾会長は「無人化していれば、通報が間に合わなかったかもしれない」と振り返る。
 同駅は地域の交流の拠点となる豊後中村活性化センターに併設され、6月30日に落成式が行われた。地元の野上まちづくり協議会の藤沢昌由会長は「センターが併設された駅はこれから地域の核となる。来年からも有人駅であるように、協議会が駅業務を請け負えないか町と協議を重ねている」と話した。

笛吹でもカメ騒動、側溝で発見、保護

甲府に続き、笛吹でもカメ騒動-。笛吹署は、同市石和町今井の市道脇の側溝で見つかった体長約20センチのカメを保護している。
 28日、近くで工事をしていた作業員が側溝にいるカメを発見。特定外来生物に指定されている「カミツキガメ」と思い、同署に通報した。結局、ペットショップなどでミドリガメとして売られている「アカミミガメ」と分かった。
 アカミミガメといえば、甲府・舞鶴城公園の堀で見つかった「カメデス」と落書きされたカメと同種。「舞鶴城公園のカメと同じで、飼育に困った人が捨てたのだろう」と署員。いずれにしても、カメにとっては「迷惑です」。