非常に強い台風18号の接近に伴い県内は8日朝から雨風が強まる見込みで、横浜地方気象台は河川の増水や土砂災害、竜巻や突風への警戒を呼びかけている。
同気象台によると、台風18号が最も接近するのは8日昼頃の見込み。午前中には局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が予測される。7日午後6時から24時間の総雨量は県東部で200ミリ、西部で250ミリに達する見込み。風も次第に強まり、最大で風速25メートルの強風が吹く所があるという。海上もうねりを伴い、最大で7メートルの高波になるおそれがある。
台風に備え、国重要文化財などの古民家がある川崎市多摩区の市立日本民家園では7日、障子戸を雨戸と入れ替えたり、側溝があふれないようにごみを取り除いたりの作業に追われた。
(2009年10月8日 読売新聞)