自転車で転び?15歳死亡 遊佐町

7日午前6時半ごろ、遊佐町野沢の町道で、近くの男子中学生(15)が倒れているのを、通りがかった近所の男性が発見した。通報を受けて駆けつけた酒田署員が、死亡を確認した。そばに生徒の自転車が倒れていたという。司法解剖によると、死因は頸髄(けい・ずい)損傷。同署は、生徒が自転車に乗っていて転倒し、そのまま死亡したとみている。

 調べでは、生徒は6日夕に「散歩」と書いた紙を自宅に残して外出。帰ってこないため、両親が同日午後11時半ごろ、遊佐交番に届け、警察が行方を捜していた。

 生徒は私服姿で、両ひざや右手の甲、首の後ろにすり傷があるという。自転車は後輪カバーが曲がり、町道には自転車が転倒した跡が残っていた。同署は、下り坂の途中で転んだとみて調べている。

 現場は果樹園が広がる人通りの少ない山中で、生徒宅から直線で700~800メートル。近くの男性によると、生徒は左半身が側溝(幅約30センチ)にはまった状態だったという。

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