「配り終わらなくて」郵便物をゴミ箱に捨てる 元アルバイト配達員を逮捕

郵便物を配らずに捨てたとして、警視庁高尾署は、郵便法違反の疑いで、東京都八王子市緑町の元アルバイト配達員、川田大祐容疑者(25)=懲戒解雇=を逮捕した。同署によると、川田容疑者は容疑を認め、「いつも時間内に配達が終わらず、残った郵便物を持ち帰ると上司や先輩に怒られるので安易に捨ててしまった」と話している。

 逮捕容疑は、昨年11月30日、同市下恩方町の賃貸アパートのふた付きごみ箱に、配達を担当するはがきや封書計237通を捨てたとしている。

 同署によると、同月25日に、川田容疑者が勤務する八王子西郵便局に、通行人から「道路の側溝に郵便物が落ちている」と通報があった。内部調査に対して、川田容疑者が「30日にも捨てた」と供述したという。 川田容疑者は「他にも数回捨てた」と話しており、同署が調べている。

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