28日朝、甲府市北部の昇仙峡周辺の道路で、路面の凍結によるスリップが原因とみられる事故が3件相次いだ。計12台の車がガードレールや別の車に衝突するなどしたが、けが人はいなかった。
甲府署によると、同日午前7時ごろ、同市平瀬町の県道甲府昇仙峡線で、車計7台がガードレールに衝突したり、事故を起こした車を避けようとして側溝に落ちるなどした。
また、午前7時50分ごろには、近くの市道で車2台が衝突したほか、午前8時ごろには、同市下帯那町の県道甲府昇仙峡線で車3台がガードレールなどに衝突した。
事故当時、現場付近は小雨で道路の一部が凍結していたことから、同署はスリップが原因とみている。【水脇友輔】