鎌倉市は26日、材木座海岸の第1公衆トイレと第2公衆トイレから、ステンレス製の排水側溝用ふた(約36万円相当)が盗まれた、と発表した。第1公衆トイレでは8日にも同様の盗難があり、対策を取らなかったため、残されたふたの多くが今回持ち去られた。市観光課は「また盗まれるとは思っていなかった」と話している。
市によると、業者が清掃を終えた25日午後1時から26日午前7時半までの間に盗まれたとみられる。長さ約1・2メートル、幅15~30センチのふたが連なった形で床に置かれており、10個ほどが被害にあった。市は残されたふたを木製に交換し、ボルトで固定するなどの対策をとるという。