内陸部にもセアカゴケグモ 博多区の高校 計5匹を発見 東区以外では初

11月5日7時7分配信 西日本新聞

 福岡市は4日、特定外来生物に指定されている毒グモのセアカゴケグモ5匹とその卵が、同市博多区堅粕1丁目の福岡県立福岡高校で見つかったと発表した。同市では、9月に東区の沿岸部で大量に発見されたが、それ以外の場所で確認されたのは初めて。

 市によると、2日に同校サッカー部の生徒と顧問の教員が、校内の側溝で1匹を発見。4日に連絡を受けた市職員が校内を調査し、発見場所に近い校舎外壁付近で巣を見つけた。殺虫剤で駆除したという。

 セアカゴケグモは体長約1センチ。背に赤い帯状の模様がある。かまれると発汗や吐き気などを催すことがあるが、重い症状の事例はないという。

道路の鉄製ふた盗難 新潟

11月1日8時4分配信 産経新聞

 新潟市土木総務課は31日、南区内の道路で計18枚の鉄製ふたが盗まれたと発表した。盗難があった1カ所では、男性(60)が落ちそうになってけがをしており、市民への注意も呼びかけている。

 同課によると、今月17日に、道路の側溝をおおっている網目状で鉄製の「グレーチングふた」(幅約40センチ、長さ約80センチ)15枚、同30日に同様のグレーチングふた(幅80センチ、長さ110センチ)3枚が、何者かに盗まれた。30日夜の盗難では、歩道を歩いていた男性がふたがないことに気付かず、深さ約2メートルの排水路に落ちそうになり、両腕で体を支える際に脇腹を打撲する軽傷を負った。

 被害は数十万円に上り、市は新潟南署に被害届を出した。北京五輪前には全国で鉄や銅の製品の盗難が相次いだが、同課によると市内での盗難例はほとんどなかったという。

白イノシシ:ズバリ命名「和気ちゃん」--和気神社 /鹿児島

10月25日16時1分配信 毎日新聞

 愛称を募集していた和気(わけ)神社(霧島市牧園町)の白イノシシの子どもの名前が、ズバリ「和気(わけ)ちゃん」に決まった。先輩の「あいちゃん」との世代交代を果たし、「神社の新アイドルは私よ」とばかりに鼻息も荒い。
 和気ちゃんは5月末に同市霧島田口の道路側溝に落ちていたのを拾われ、神社に奉納された。県内外から426点の応募があったが、和気神社にちなんで、和を使用した「和み」「和(かず)」などが目立ったという。和気あいあいの「和気(わき)ちゃん」も有力候補だったが、「神社名が間違って覚えられる」という懸念から落選。「参拝者の心を和ませる人気者に」という理由で、“直球ど真ん中”に落ち着いたという。【大塚仁】

二豊路:発明くふう展入賞者決まる /大分

10月24日16時1分配信 毎日新聞

 第67回県発明くふう展(県、県教委、発明協会県支部主催、毎日新聞社など後援)の作品審査会が23日、大分市高砂町のiichiko総合文化センターであり、入賞者が決まった。作品の展示会は24日から26日まで同センターで開催される。無料。
 県内の小中高校生が約150点を出品した。最優秀賞の知事賞には、高校の部ではセロハンテープホルダー「はがれやすし君」の平原弘樹さん、堀田恒輔さん、湯屋僚太さん(いずれも中津工高2年)、小中学校の部では「コーヒーひきオルゴール」の折居巧朗君(日田市立大野小4年)が受賞した。
 また、毎日新聞社賞には、高校の部で「側溝ふた上げ君」の只森翔吾さん(国東高1年)と宇都宮友基さん(同2年)▽小中学校の部で「ピッタリ花びん」の惣間啓浩君(杵築小4年)が受賞した。
 他の受賞者・団体は次の通り。(敬称略)
 【教育長賞】石丸豪次、増田慧祐、安部瑞穂(宇佐産業科学高3年)▽後藤彩花(鶴崎工高3年)▽今長洸喜(宇佐市立四日市北小6年)【発明協会会長奨励賞】広岡葵(日出暘谷高2年)【日本弁理士会会長奨励賞】後藤武尊、橋本拓人(大分工高1年)【発明協会支部長賞】小田一貴、山本心、長木涼平(国東高2、1年)▽黒田大誠(大分市立城南中1年)【同支部奨励賞】大日向源都、挟間大樹(国東高2年)▽青山喜輝、安部昌宏、阿部成晃(同3年)▽大嶋千晶(杵築小5年)▽〓谷真司(佐伯市立吹小6年)【同支部アイデア賞】赤坂翼、梶谷優、河野佑輔(中津工高2年)▽秋山翔太(大分工高2年)▽原珠実(佐伯小4年)▽阿部景子(大分市立城南小4年)【大分市工業展会長賞】大嶋健太(日出暘谷高1年)

セアカゴケグモ:名張・希央台の市道周辺、新たに雌29匹・卵46個 /三重

10月21日14時1分配信 毎日新聞

 ◇側溝やふたの裏から--市職員が駆除、作業はきょうも
 有毒のセアカゴケグモが見つかった名張市希央台3の市道周辺で20日、市職員が調査、駆除作業をしたところ、側溝のコンクリートや鉄製のふたの裏から新たに雌29匹、卵46個が見つかった。島藤好孝・環境対策室長は「これまで側溝からは見つかっておらず、これほど繁殖しているとは思わなかった」と話した。21日も作業する。
 調査区間は、市道東町中川原線のうち、国道165号交差点以北の約450メートル。この日、島藤室長ら職員6人が、これまで9匹が見つかった西側歩道の約200メートルで植え込みを重点的に調べた。さらに、雨水の側溝(深さ40センチ)のふた(幅40センチ、長さ50センチ)を外して確認したところ、裏側にセアカゴケグモが巣を張り、大豆大の白い卵を産みつけていた。スプレーの殺虫剤で駆除した。
 同室によると、側溝内は通常、水はなく、気温も高いことから繁殖に適していたとみられる。21日は西側の残る250メートルと東側歩道を調べる。【渕脇直樹】
〔伊賀版〕

大村の保険金殺人:被告、意に反し自白主張 取調官「威圧行為ない」--公判 /長崎

10月17日18時2分配信 毎日新聞

 03年7月に大村市で保険金目的に三男を殺害したとして殺人罪などに問われている元保護司、佐々木繁一被告(76)の第4回公判が16日、長崎地裁(松尾嘉倫裁判長)であり、佐々木被告は、警察の取り調べでいったん犯行を自白したことについて意に反したことをしたと主張。一方、県警の取調官は克明に自白状況を説明した。
 公判では、逮捕直後の07年7月下旬に犯行を自白したことの任意性が争われ、佐々木被告は「取調官から『政治殺し』と何度も言われ、頭が真っ白になった。机をたたいたり、けられたりした」と述べた。自白状況は「覚えていない」とし、署名、押印した自白調書を翌日に見せられ、「絶望的になった」とした。
 一方、検察側証人として出廷した取調官は「机をたたくなど威圧的行為はしていない。『政治殺し』と言ったこともない」と否定。
 さらに、佐々木被告が容疑を認めた理由を、政治さん死亡前に書かれた政治さんの告別式の案内文書などを見せたためと説明。取調官は「(文書を見せると)しどろもどろになり、しばらく黙った後、ジェスチャーを交えながら政治さんを側溝に押し込めて殺す状況を自供した」と証言した。動機は「金がほしかった」と話したという。
 佐々木被告はいったん自白した2日後、再び否認に転じている。次回公判は11月5日。【阿部弘賢】
〔長崎版〕

メールで発覚、談合で4人逮捕

10月11日8時1分配信 産経新聞

 埼玉県警捜査2課などは10日、競売入札妨害(談合)の疑いで、草加市の土木業「長栄建設工業」社長、落合祥一容疑者(39)ら4人を逮捕した。調べでは、県越谷県土整備事務所が昨年11月に行った側溝工事の指名競争入札(電子入札)で、入札価格を他社に教えて談合した疑い。容疑を認めている。県警は同容疑で、入札に参加したほかの11社の担当者も書類送検する。

 同社が県に送信したメールに他社の見積書が添付されており、談合が発覚。県が告発していた。

側溝のふた19枚盗む 宇治、疑いで男を逮捕

10月14日12時19分配信 京都新聞

 宇治署は13日、窃盗の疑いで、住所不定、無職藤岡義文容疑者(44)を逮捕した。
 調べでは、藤岡容疑者は13日午後4時10分ごろ、宇治市白川水落山の林道で、側溝の金属製のふた19枚(57万円相当)を外して盗み、自家用車で運び出した疑い。通行人の通報を受け、現場近くで逮捕された。
 藤岡容疑者は「売って生活費を得ようと思った」と容疑を認めているという。

側溝ふた盗難:豊田で被害100枚超える 総額139万円相当 /愛知

10月7日12時3分配信 毎日新聞

 豊田市は6日、市南部で今年7月以降、市管理の道路の側溝用ふたが盗まれる被害が相次ぎ、被害枚数は100枚を超えたと発表した。被害件数は12件105枚に上り、総額139万円相当になる。
 同市若林東町と畝部西町の市道で6日、地域住民が道路側溝用のふた6枚、計約5万円相当が盗まれているのに気付き、市に連絡した。ふたは鋼鉄製で、縦約40センチ、横約50センチ、重さ17キロ。コンクリート製のふたを設置し、復旧した。
 岡崎市でも6月から同様の盗難が相次いでいるという。【丸林康樹】